捻挫について

捻挫とは、関節周辺の靱帯や腱などが過度に伸ばされたり、ねじれたりすることで生じる急性の怪我です。足首、手首、指の付け根、肩、膝など、関節のある部分ならどこでも起こる可能性がありますが、中でも多いのは足首の捻挫です。

捻挫の原因

捻挫の原因については、スポーツなどでの急な方向転換やジャンプしたあとの着地の衝撃が関節に加わることによって発生することが知られています。また、不安定な地面の上を歩いたり走ったりしているときにつまずいたり、不注意で転んだりすることで、関節に過度な負荷がかかって捻挫が起こる場合もあります。

もともと関節には一定の可動範囲があります。しかし、その可動範囲を無理に超えてしまうと、靱帯や腱、軟骨といった関節周辺の組織が大きな衝撃を受け、部分的に破損してしまい捻挫を引き起こす原因となります。

捻挫はケガの程度によって軽度・中度・重度のカテゴリに分けられ、症状についてはそれぞれの状態によって異なります。

軽度の場合は、関節の軽い痛みや腫れ、わずかな運動制限が見られます。歩くことは可能で、一時的な痛みや不快感があるという点が特徴です。

中度の捻挫は、腫れや痛みがより顕著になり、歩行や運動が制限されることがあります。関節周囲の運動制限や痛みの増加、局所的な内出血が見られることが特徴です。

重度になると激しい痛みと腫れが生じ、関節の可動域が制限されてしまうこともあります。歩行は困難で、関節周囲の痛みは腫れが激しく血種や内出血も見られて体重をかけることができなくなります。

捻挫は受傷後に適切な治療を行わないと、再発しやすい怪我です。当院では関節の可動域などの検査を徹底的に行い、患者様に合わせたオーダーメイドの治療で症状を改善に導きます。捻挫の治療は当院にお任せください。

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